金沢孝史四段に出場停止6ヶ月の処分

金沢孝史四段が8月15日の王座戦対局(対高田尚平六段)において不戦敗をいたしました。今回で5回目となるため、理事会ではこれを重く見て、9月7日の理事会で以下の処分を決定いたしました。

処分内容

  1. 半年間の公式戦出場停止(2005年9月1日〜2006年2月28日)。
  2. 次期王座戦の出場停止。

金沢四段の不戦敗は下記の5回です(対戦相手の段位は現在のもの)。このほかにも不戦敗にならない程度の遅刻が多数あったようですね。

  1. 2001年11月20日 順位戦中座真五段
  2. 2003年 5月13日 棋聖戦 対沼春雄六段
  3. 2003年 7月 1日 竜王戦 対武者野勝巳六段
  4. 2003年11月18日 順位戦 対安西勝一六段
  5. 2005年 8月15日 王座戦 対高田尚平六段

これについて、将棋パイナップルでよみくま氏が次のような書き込みをしています。

06: 名前:よみくま投稿日:2005/09/09(金) 19:32

寝坊で不戦敗だそうです。
「次に不戦敗になると、理事会からいかなる処分も受ける」という念書を書いて理事会に提出しています。
瀬川さんのプロ試験のように、特例を作ってまでプロを認めるかどうかで盛り上がっている時期だけに半年の出場停止は甘いですね。

金沢四段は半年の休暇をもらったようなものですので、この機会に自らを省みながら復帰に備えてほしいと思います。

9月25日追記

8月15日の王座戦予選で対局予定だった金沢孝史四段が不戦敗となった。今回で5回目と目立って多いため理事会で処分を検討。その結果、9月1日から来年2月28日までの半年間、公式戦出場停止と、次期王座戦出場停止を決めた。対局を控えて寝坊が敗着とか。

最後の一文が茶化し気味ですが、結果の重大さを考えると笑えません。