名人戦契約問題についていろいろ(7)

今日のリンクはこんなところ。

作家の団鬼六氏のインタビューはさすがに将棋界に長く関わっている人の発言だと思います。内容には賛成できない部分もありますけども。

先日の棋士会でコメントを伝言された大先輩に手紙を出したが、今日お昼前に電話があり、「今回の件は将棋連盟が潤うのなら、朝日に名人戦が移ることも賛成だが、手続上に問題がある。」と言われ、まさに同感。
名人戦7番勝負第一局の立会いの時、今回の件をお昼休みに初めて知った事、名人も初めて聞いたらしい事を教えられて驚く。
挑戦者には前もって知らされていて、現名人には知らされていないと云うのは、名人が軽く見られ、公平でない気がする。

森内俊之名人が知らされていなかったというのはにわかには信じがたい話ですが……。

それから、テレビ東京で午後4時55分から放送された「速ホゥ!」でこの問題が取り上げられたそうです。下記のページで知りました。

テレビでは他の番組でも取り上げられたことがあったようですが、そこまでは追い切れていません。最後に、20日発売の週刊文春に「林葉直子、毎日・朝日名人戦騒動に『読みが足りない』」という記事が出ています。

4月20日追記

ただ強く思うのは、棋士がブログ等で間違った情報を発信するのは絶対に止めるべきだ、という事。先日某ブログで「名人が、名人戦第1局目まで事実を知らなかった」と書いていて驚いた、と同時にあきれた。事実として、そんな事は100%無い。

とにかく今正確な情報が大切であるし、読んでいただいているファンの方も全てを鵜呑みにせず、きちんと整理して考えていただきたい。

とのことです。これに対して次のように述べています。

私は家にパソコンがないので、WEBにアクセスする時間が限られていて、中々他の棋士のブログまで見れませんが、私の後輩が別に私の事を批判しても、それは私が我慢すれば良いだけだから、構いませんよ。

それより、棋士全体の信用、将棋愛好者が偏見で見られるような事を書いたりしたら、ご注意願います。

私の後輩達は、今この件で不安が一杯だと思いますので、多少の間違った意見であっても、暖かいコメントで支えてあげてください。 お願いします。

これを読む限り、あまり話が伝わっていないようです。真実は現在は不明ということになるようです。