名人戦契約問題についていろいろ(21)

今日もリンク主体の更新です。毎日新聞が社説と経済コラムでもこの問題を取り上げてきました。正直なところ社説で取り上げることではないと思うのですが、それだけ全社的に本気だという意思表示なのでしょう。

連盟理事会は棋士には連盟の苦しい財政事情を訴えたという。だが、これまで本社はじめ棋戦を主催する新聞各社はみな経済動向を踏まえて契約金の上積みをしてきたではないか。なのになぜ財政難が生じたのか。またそれをどう克服しようというのか。その説明もせずに、まるでアメ細工のように勝手にスポンサーをすげかえたり結びつけたりして収入増を図ることができると思い描いたのならば、公益法人の運営に責任ある者として安易にすぎよう。

社説ではこの部分の主張が目新しいです。まさに本質で、報道機関として突っ込んだ取材をしてほしいと思います。

それから、昨日の件に関しての記事です。

日本将棋連盟の文書は、今度は名義が理事会でも広報部でもなく単に「日本将棋連盟」となっています。それはいいのですが、文中に「本日5月15日付けで」とあるのに文書の日付が5月16日なのは、どうにかした方がいいと思います。