アジア大会にチェス選手を派遣へ

日本オリンピック委員会(JOC)幹部による連絡調整会議は20日、12月のドーハ・アジア大会カバディに12人、チェスに3人、テコンドーに1人を派遣する方針を固め、派遣見送りの考えを改めた。27日の理事会で最終決定する。同大会の派遣選手は630人前後になる見通しとなった。

トリノ冬季五輪の惨敗を踏まえたJOCは、アジア大会で8位以内を狙える少数精鋭の選手団編成を打ち出し、カバディとチェスは競技力不足という理由で選手を送らない案をまとめた。しかし五輪で実施されておらず、アジア大会が大きな目標となる2競技の普及に配慮して変更した。

今年のアジア大会からチェスが正式競技として採用されました。上位を狙えないという理由で一時は選手を派遣しない案となっていたのですが、先日それが覆され3名の選手を派遣することが決定したようです。単に他の国の人と対戦するというだけでなく、他の競技の選手と同行するのは代表になる方にとって得難い経験になるはずです。