名人戦契約問題についていろいろ(42)

4月から続いてきたこの問題も、8月1日に行われる臨時総会でようやく決着することになりました。

7月31日に行われた名人位就位式の中で、森内俊之名人も毎日新聞社支持を表明しました。

8月1日に将棋連盟の臨時棋士総会で審議される毎日新聞社名人戦単独主催案については、北村社長が「将棋界最高の権威ある名人戦をもり立てる立場から、真摯(しんし)に提案させていただいた。今後ともグループ一体となって、将棋界を支援していくつもりです」と語り、理解を求めた。米長会長は「毎日新聞社には長い間、支援していただいた。この姿勢を今後とも続けてほしい」と話した。

森内名人は謝辞の最後に「個人的な考えですが、来年以降も毎日新聞社名人戦を続けてほしい」と語り、毎日案に賛成する意向を表明した。

毎日案に対しては、羽生善治王将(35)も25日に賛成の意向を本社に伝え、対外的にも表明している。

8月1日の臨時総会は午後1時から始まり、終了後の午後4時ごろから記者会見が予定されているそうです。

追記:上野裕和四段も。

8月2日:リンク追加。