名人戦契約問題についていろいろ(45)

名人戦移管に関する報道も一段落して、リンクしていなかったのはこのくらいでしょうか。

そして、新たな展開として次の記事が出ています。

将棋名人戦について朝日新聞社は4日、毎日新聞社に共催の協議に入る意思があるかどうかを尋ねる文書を届けた。8月末までの回答を求めている。毎日新聞社が共催の協議に応じる場合、日本将棋連盟理事会を含めた三者の話し合いになる。

日本将棋連盟から確認するのかと思っていましたが、朝日新聞社から直接なんですね。これに対し、毎日新聞社は即答を避けたそうです。期限は8月31日だそうなので、今月中は動きが全くない可能性もあります。

将棋の名人戦問題で、来年から主催する予定の朝日新聞社が4日、毎日新聞社に共催の協議に入る意思を確認する文書を届けたと発表した。文書は秋山耿太郎社長名で、鈴木繁文化部長が同日夕、毎日新聞社編集局を訪ねて渡した。8月末までの回答を求めたという。

この文書について、毎日新聞社の寺田浩章社長室広報担当は「受け取りました」と話すにとどまった。

この展開で毎日新聞社が共催案に乗るとは考えにくいですけれども、両新聞社にしてみれば契約金が節約できるという意味ではメリットがあるかもしれません。本当に実現してしまうと日本将棋連盟にとって最悪だとは思いますが。

8月5日リンク追加