チェス世界チャンピオン戦はタイブレークに突入、そして決着
- Elista 2006: Before the tiebreak showdown(ChessBase.com)
以前よりお伝えしているチェス世界チャンピオン戦は12戦を終えて3勝3敗6分のイーブンとなり、タイブレークに突入しました。トパロフの勝ちのうちの1つは例の不戦勝によるものですが、現在のところこの点は問題にされていないようです。タイブレークの方式は以下の通りです。(Regulations of the Match Topalov-Kramnikの3.7項を参照)
- 「持時間25分+1手ごとに10秒追加」(Rapid)で4局。
- それでも同点なら「持時間5分+1手ごとに10秒追加」(Blitz)で2局。
- それでも決着がつかなければ「持時間白6分黒5分の切れ負け、引き分けは黒勝ち」を1局。
……と書いているうちに決着がつきました。上の1つ目の段階でクラムニクが2勝1敗1分でトパロフを下してチャンピオンです。いろいろありましたが、この結果で収まりそうですね。