糸谷哲郎四段が新人王戦優勝

10月12日に行われた新人王戦勝戦第2局▲横山泰明 対△糸谷哲郎四段の対局は糸谷四段の勝ちでした。これで糸谷四段の2連勝となり、優勝を決めました。糸谷四段はこの棋戦開始時は三段で、三段からの優勝は1987年度の森内俊之名人に次いで2人目(ただし、この棋戦は今年度からシステムが代わり、三段の出場枠が大きくなっています)。また、18歳での優勝も森内名人に次ぐ史上2番目の年少記録です。

糸谷四段はこれで今年度の成績が19勝4敗となっており、もちろん現時点での勝率一位です。また、6月から9月にかけて14連勝を記録しており、これも現時点での今年度トップ。近年は新人の活躍が乏しいという不満も出てきましたが、それを覆すような快進撃となっています。

今月の将棋世界の講座の文章も面白かったですし、飛躍はまだまだこれからでしょう。