井川慶投手が将棋会館で対局観戦

ポスティングシステム(入札制度)で米大リーグに挑戦する阪神井川慶投手が27日、東京都渋谷区の将棋会館を訪れ、初めてプロ棋士の対局を生で観戦した。

見学したのは棋王戦の本戦準決勝、羽生善治三冠―深浦康市八段というタイトル挑戦に向けた重要な対局。約10分間、盤側に座った同投手は「自分が対局室に入っても(2人とも)集中力が切れない」と驚きの様子。

将棋は幼いころ、親に教わり、好きになったという。注目の交渉球団決定が直前だが、「詰め将棋の本を持って米国に行き、将棋を広めたい」とリラックスした表情。つかの間の“休息”を楽しんでいた。

井川慶投手の将棋好きは登板前に詰将棋に興じる井川投手タイガース内リーグ戦でも紹介したことがあります。実戦だけでなく詰将棋を解くのが好きというのが、また親しみを感じます。米国で相手をしてくれる同僚ができるといいですね。なかなか難しそうな気もしますけども。