糸谷哲郎四段「将棋界は斜陽産業」

糸谷四段は謝辞で「今の将棋界は斜陽産業。僕たちの世代で立て直さなければと思っている。新人王の名に恥じぬよう、面白く思ってもらえる将棋を指していきたい」。

将棋界を産業と呼ぶのはあまり聞かないというのはありますが、それよりも「斜陽」ということばにインパクトがあります。意味は落ち目とか下り坂とかいうことですが、語感が何となく違う気がするのはどうしてでしょうね。沈む太陽と違って立て直しは可能だと思うので、その意気込みでがんばってほしいと思いました。