世界チャンピオン対コンピュータの対決は人間の負け

取り上げるのが遅れましたが、12月5日に終了した世界チャンピオン対コンピュータの6番勝負は2勝4分でコンピュータの勝ちとなりました。

チェスの世界王者、ロシアのウラジーミル・クラムニク氏(31)とコンピューター「ディープ・フリッツ」の間で5日までドイツのボンで行われていた6番勝負は、ディープ・フリッツの2勝4分けとなり、コンピューターに軍配が上がった。

11月30日に世界チャンピオンがコンピュータ相手に大ポカで紹介した波乱で最終局に勝たなければならなくなったKramnikは黒番で積極的に勝ちを目指しましたが、逆にDeep Fritzに好手順を決められてしまいました。第2局がすべてだったという感じです。

今回に関しては、コンピュータの強さよりもそれに対したときに人間がどれだけ平常通りに指せるかが焦点になりました。どうしてこういうことが起こるのかわかりませんが、将棋でも将来同じようなことがあるかもしれませんね。