「三浦三崎マグロ争奪」でプロアマ混成大会

12月3日に三浦市で「第30回三浦三崎マグロ争奪将棋大会」が開催されました。優勝商品がマグロ丸ごという豪華さで知られたこの大会ですが、今回は初めてS級が設けられプロ・奨励会員・女流棋士・指導棋士も参加して盛り上がったそうです。

節目の今回はS級を創設。プロ棋士六人、プロ養成機関・奨励会の五人、女流プロ棋士二人に全国クラスのアマ強豪十二人を加えた二十五人が、五十キロ近いマグロ獲得目指して腕を競った。

県内で、プロとアマが同じ大会で競い合うのは初。アマ側は一局目に西山実選手(横浜市)ら四人が勝ったが、二局目は全員敗退。奨励会員、女流プロも姿を消し、四強入りはプロだけと、力の差を見せつけた。公式戦さながらの白熱した戦いに、観戦者らは酔いしれていた。

大井利夫・大会事務局長は「多くの人に喜んでもらえてよかった。たとえマグロ価格が上がっても、参加費や大会内容を変えずに続けていきたい」と話していた。

トーナメント表は見つけられなかったのですが、こういった形の大会は今後も続いてほしいですね。