里見香奈女流1級が話題に

1月25日に行われたレディースオープントーナメント2006勝戦第2局▲矢内理絵子女流名人 対△里見香奈女流1級の対局は、137手で先手の勝ちでした。棋譜・解説などはレディースオープン・トーナメント2006中継サイト: LOT2006決勝第2局でご覧になれます。この日は井川慶投手の来訪もあり、女流対局としては異例の数の報道陣が集まりました。矢内女流名人の勝ちだったため記事が少なかったというのも何だかという気はしますが、ともかく、第3局は2月22日に行われます。

そして、1月26日に行われた女流王将戦本戦1回戦▲斎田晴子倉敷藤花 対△里見女流1級の対局は132手で後手の勝ちでした。こうなると「金星」という形容はもう不適切に思えます。

さらに、1月27日には出雲市で「励ます会」が行われました。

激励会には約四十人が出席。西尾理弘市長と寺田昌弘市議会議長から祝い金と激励の言葉が贈られたほか、日本将棋連盟出雲支部の原成充支部長もあいさつ。里見さんの活躍で子どもたちの将棋への感心も高まっており、青少年健全育成への効果にも期待を込めた。

このように最近注目の集まる里見女流1級ですが、こういう状況で実力を出し切るのはなかなか難しいことでしょう。これもスター棋士が皆通ってきた道で、対処方法を周りがアドバイスしてうまく乗り切ってほしいと思います。

ところで、里見女流1級の受験した高校の合格発表が1月24日にあり、無事合格だったとのことです。おめでとうございます。