武者野vs米長裁判のその後のその後

2月4日の武者野vs米長裁判「ご報告」 将棋世界3月号に掲載の続きになりますが、週刊将棋2月7日号にも「ご報告」が掲載されていました。しかし、こちらでは将棋世界にあった前段の部分がなく「関係各位の皆様に対するご報告」のみが掲載されています。双方に載せるのに、片方だけ別の文章があるというのは非常に不自然で、理由が全くわかりません。

さて、2月10日更新の米長邦雄の家でもこの件に関する更新がありました。1月9日に武者野vs米長訴訟 和解に関する何かで紹介した週刊朝日の記事に関する内容が中心ですが、それとは別に次の部分が気になりました。

昨年12月25日には石原知事と会食の相手として私の名前が出ていました。12月26日は武者野六段との和解記事で又私の名前が出た。全国紙でこの記事が出たのは毎日新聞のみで勿論朝日、読売は掲載しません。

武者野六段のコメントがある。「実質上の勝訴」。当事者の片方だけを載せるのは新聞にあるまじきこと。社内倫理規定がどうなっているか、マイコミの方々も毎日新聞社内でも検討してちょ。

しかし私は抗議しているのではありません。昨年の12月26日までは私と毎日新聞社とはそういう仲だったのです。勿論今は全て氷解した筈です。

12月25日に武者野vs米長訴訟が和解 解決金800万円でお伝えしたとおり、12月26日には産経新聞朝日新聞でも記事が出ていたはずで、だとすると何か別のものを指しているのかもしれません。産経新聞も武者野勝巳六段にコメントを取ろうとして「コメントできない」というコメントを載せていましたし、800万円という数字は3社とも出ています。

この件もそろそろ米長永世棋聖が何かを書いているだけになってきましたので、取り上げるのは今回が最後になるかもしれません。