王将戦第3局、森内俊之竜王が2勝目

18・19日に行われた王将戦七番勝負第3局▲羽生善治三冠 対△森内俊之竜王の対局は138手で後手の勝ちでした。棋譜スポニチアネックス レジャー 王将戦でご覧になれます。

後手の四間飛車で始まったこの将棋、後手が9筋の端歩を詰めた後▲9八香 △9二香という進行から相穴熊かと思われたのもつかの間、直後に▲7八銀 △7二銀と進んで肩すかしを食らいました。その後先手は銀冠穴熊に潜ったのに対し、後手は△7三桂と跳ねて穴熊を放棄。封じ手で△5五歩と積極的に動いていきました。それに対し、先手は桂損ながらも歩を大量に得する手順を選択していったん局面を落ち着かせました。ここで後手は玉頭から激しく動き、厚み勝負の激戦となります。長いこと訳のわからない戦いが続きましたが、最終的に後手の玉の広さが生きる展開で後手が一手勝ちとなりました。私にはどこで形勢がどうなっていたのかさっぱりわかりません。

これで森内竜王が2勝1敗として一歩リードしました。第4局は来週の25・26日(水・木)に行われます。

今度は2手目特集

2月13日初手スペシャルの続編です。そう来ましたか。初手に比べるとバリエーションは少なく、特異なのは中村修八段の△7四歩戦法が目に付くくらいです。

余談ですが、KANSAI-SHOGI.COMWeb Magazine 〔Kansai's view〕は毎週金曜日更新。ずばぬけて打率が高いのでおすすめです。

森茂氏の超大作ばか詰が次号の詰パラに登場

フェアリー特別出題:森茂作のばか詰が超弩級の手数で登場!

3月1日頃発行予定の詰将棋パラダイス3月号で森茂氏の超大作のばか詰が特別出題されるそうです。少なくとも加藤徹氏の「寿限無」(19447手)は超えるのでしょうね*1。「寿限無3」(49909手)まで超えるでしょうか。ひょっとして夢の6桁突入でしょうか。

超長手数のばか詰はパターンが出尽くしていた感があっただけに、どんな仕組みで長手数を実現しているのか非常に楽しみです。

富士通・アクセシビリティ・アシスタンス

とりあえず、メモ。