中原誠永世十段が、日本将棋連盟会長に(続)

各理事の役職が決まりました。(日本将棋連盟役員の紹介

新任の米長永世棋聖は普及事業の専務理事、北島五段は出版・IT事業担当。順当なところでしょうか。もう少し情報がほしいのですが、今週の週刊文春先崎学八段のコラムのタイトルは「人間将棋(1)」ということで、棋士総会に関して何も書かないことを早くも表明しているようです。

昨日は一般紙の記事にリンクしましたが、スポーツ紙でも記事が出ているのでリンクしておきます。

NHK囲碁・将棋ジャーナルに出演した青野照市九段の新会長選出に関するコメント。(録画しなかったので、細部の表現は違うと思います。)

中原・米長という両巨頭が一致団結して事に当たるというわけですから、一般の皆さんも応援してほしいですね。

微妙なコメントですが、会長選出についても意見が一致したのでしょうか。……と思っていたら、23日付よみくまの八面六臂によれば、投票の結果だったそうです。青野九段のコメントは、米長邦雄永世棋聖の「連盟の運営に関して、中原会長と私は車の両輪」という発言を受けてのものだったのでしょう。ちなみに会長を選挙で決めるのは、初めてのことらしいです。

このよみくま氏の日記では将棋連盟の体質についての批判もあり、「各社の記者から、その閉鎖的な体質にあきれる声が漏れた。」と書いています。テレビカメラを入れるくらいのことをしてもよかったと思いますが、ファンを集めるためのショーアップのようなことはするつもりはないんでしょうね。