初の都立中高一貫教育校の一芸入試に『将棋』枠含まれる

米長邦雄永世棋聖の10日付さわやか日記で次のように書かれていたのが、これのようです。読んだときは意味がわかりませんでした。

都立白鴎(はくおう:本当はおうの字は難しい方の字です)高校は中高一貫の名門校になります。入学の中で特別な才能の持ち主は、校長が選んでそのままです。

日本の文化を継承しつつ名門校を維持する。その中に将棋という文化が選ばれました。

東京都教育委員会のプレス発表資料「中高一貫教育校の入学者の決定方法に関する検討委員会の中間報告について」の中で、今後の課題として「卓越した能力をもつ子どもの受入れについては、今後、人数枠や検査方法等について検討する。」という表現が出てくるのですが、「参考資料2」によれば、この「卓越した能力」の具体的な内容の一つとして将棋で「上位の級、段等を取得した者」を含むことを検討しているようです。その場合「資格を上達させるために試合・練習等で休業した場合は出欠を考慮する。」とのことで、高校生プロ棋士が誕生しやすくなるといいですね。