フェアリーいろいろ

ここ数日でフェアリー関係の出題が続きました。

まず、Onsite Fairy Mateの月例出題。今回は「キルケばか自殺ステイルメイト」です。キルケがからむと短手数でもややこしくなることがありますが、この作品はそれほどでもありません。8手で詰め上がる形を想定できるかどうかですね。

次に、メールマガジンOnline Fairy Mate210号到着。最近、解答を送っていなくてすみません。

ということで見てみると、210-01と207-01が同じに見えますが…。

とりあえず、210-03『羽化登仙』に挑戦。「ふたつの狙いがあります。」と書かれていて、一つ目の狙いは「超絶」(謎)ということだと思うのですが、二つ目の狙いがわからないです。うーむ。

3つ目は、詰将棋パラダイス9月号。フェアリーランドでは、森茂氏のばか自殺ステイルメイトが再出題されています。手数はやはり16手でした。そういえば、まだ解けていなかったのでまた考えねば。

第19回神無一族の氾濫の解答発表もありました。やはり後半の3作は難解で面白かったですね。6月27日にも書きましたが、中でも第5番は『霧姫』(神無三郎作)は名作です。普通、長手数のばか詰は「この手順をn回繰り返す」という部分があるものですが、この作品はそのような繰り返し部分がほとんどありません。そのため、解く側は205手を本当にはしょらずに読まなければならないわけで、非常に難解となります。もちろん作る側はそれよりもずっと苦労しているはずで、どのようにしてこの手順が成立できたのか、私にはわかりません。