OnSite Fairy Mate 月例出題

OnSite Fairy Mateの今月の出題は、年賀詰ということで「1」。ルールはマドラシばか自殺詰です。まだ解けません。

さて、今月の巻頭言ではフェアリー詰将棋のルール表記について書かれています。さきほどあっさりと「ばか自殺詰」と書きましたけども、この言葉が字面上感じ悪いのは確かです。そこでこのルール表記を別のものに置き換えようという提案は以前にも何度か行われていたようです。個人的には神無七郎さんと同様に名称はどうでもいいのですが、あえて言うなら「ばか詰」はある程度市民権を得ていると思うものの、「自殺詰」は比較的知られていないので詰パラ上での呼称を変えるというならそれでもいいのかなあと思っています。

ただ、それをルール表記のコード化と結びつけるのは少し違うかなという気がします。例えば、「HS 10手」と書いたとしても、どこかに「HS」とは「ばか自殺詰」のことであるというような意味のことを書く必要があるでしょうし、略記に過ぎないものであるはずの「HS」を正式名称として押し通すのも不自然だと思います。

それとは別に、コード化にはスペースの節約とか、日本語のわからない人にもわかりやすいなどのメリットがあるので、そのような意味合いでは賛成できます。ルールが直感的にわからなくなるので、初見の人にわかりやすく説明する努力が条件になりますけども。