ネットの脆弱さ

朝日新聞の1月4日付トップ記事です。「個人情報漏洩って怖いよね」という脊髄反射的な反応ですましてしまってはいけないということだけはわかりますが、様々な問題が含まれていてうかつにコメントしにくいです。正確でない情報に基づいた言説も出回っているようですし。今までで最も「特定の話題に関するリンク集」がほしいと感じました。

とりあえず、次の2点ははっきりさせておくべきでしょう。

  • 一連の出来事が起こったのは昨年11月。このページでも少し触れようかと思ったのですが、不明な点があったのでやめておきました。
  • 朝日新聞の版によって文章が異なっている。

とりあえず、はてな内で言及のあったページ。

これだけでは全く足りませんが、とりあえずリンクを少しだけ。

これだけでは何なので、将棋サイトの場合はどうなのか考えてみます。

将棋関係のサイトで個人情報が集まっているところはいくつかありますが、だいたい2種類に分けられるように思います。

  • サイトの運営を専門の業者に委託している場合
  • 基本的に自前で運営を行っている場合

前者の場合は、それほど問題にはならないのだろうと思います。専門業者だからといってセキュリティがきちんとしているとは限らないのが現状ですが、これが問題になるとしたら将棋界隈にとどまらない被害になります。

後者の場合、具体的なことは書きにくいですが、私はやや心もとない印象を持っています。もっとも、まだ個人情報保護法も完全には施行されていないことですし、それほど個人情報を守ろうとしていないだけかもしれません。その時期になったらもっときちんとした状況になるといいなあ、と楽観的に書いておくことにします。個人情報をきちんと守れていないところは、思っている以上に多いということだけは確かです。