四間飛車の急所

四間飛車の急所(1)』が大手書店で売り上げ上位に入ったそうです。将棋本の最近の大ヒットといえば『島ノート 振り飛車編』ですが、これは講談社の営業力の強さも売り上げ増加に貢献しました。『四間飛車の急所(1)』はまだ『島ノート』ほど売れてはいないものの、純粋な内容の良さだけでこの売り上げを達成したことはこの本に対する評価の高さを裏付けていると言えるでしょう。

浅川書房は設立されて間もない会社。まだこれが2冊目の出版です。並の本と比較して10倍の手間かかっていると思うのですが、売り上げが10倍になるわけではないのでなかなか大変そうです。会社の資金繰りを気にせずに本作りに集中できる環境が整うといいですね。

白砂青松氏も書かれていましたが、ぜひ購入してほしいと思います。