12555手詰のばか詰が解けてきた

一昨日3月3日に紹介したばか詰12555手「龍の顎」(森茂氏作)を、何とか解けてきた感じがします。といっても、手数を勘定していないので、回り道をしているかもしれません。

左の方に「寿限無」的な構造があり、右の方に新しい仕掛けがあります。その部分に桂を導入したのが素晴らしいアイディアで、複雑な手順が生まれました。解答募集中なのでこれ以上は書きませんが、感動しました。どうしてこう何もかもうまくいっているのかと思います。

感動したので手順を並べていたのですが、1600手ほど並べたところであきてきたので省力化を考えます。

先日は非限定の長手数という点を強調したのですが、「寿限無」をそのまま非限定化した図もすでにあるそうです。この作品の価値は、右辺の仕組みの巧みさ、全体の構成のなめらかさ、そして謎解きの要素にあるということですね。