GC戦決勝での点数争い

昨日取り上げ忘れました。

7月11日に行われた第25回記念グランドチャンピオン戦の決勝戦が359手という長手数の将棋になったそうです。27点ルールによる相入玉模様での点数勝負の中、先手28点後手26点という状況が長く続き、後手が駒をあと一枚取れるかどうかが焦点となりました。最終的には先手が微差を守りきったものの、途中の手順を眺めると「打ち切りが明らかに妥当」とは言えない程度には、後手に挽回の可能性があったように思われます。このような将棋においてどこで指し手を打ち切るのかは、繊細な判断が要求されることを改めて示した一局でした。

この将棋を指し終えるまでには3時間半かかったということです。決勝戦だったのでまだ良かったですが、これがトーナメントの最初の方の将棋だったら運営に差し支えていたところでしたね。どちらが勝ちとも言えない局面が延々と続いたときどうすべきか。これは将棋の永遠の課題と言えそうです。