記録係の誤りに罰金

6月18日に書いた件が新聞記事になっています。

記録係は、朝から深夜まで対局者の横に座り、一手ごとに▲7六歩などの符号と、ストップウオッチで計った消費時間を専用の用紙2枚に手書きで記入する。報酬は記録係の段級位などによって1日6000円から1万円と違うが、先月末、罰金として3人から1000―2000円を返金させた。

これだけだとよくわからないのですが、棋譜のチェックはどのように行われているのでしょうか。たまたま見つかったら損をするというシステムだと、効果は期待薄だろうなと思います。

本当は、対局後にでも棋譜をコンピュータに入力してから提出するのがいいのでしょう。そうすれば、棋譜が並ばないタイプの誤記は完全に防ぐことができます。しかし、そうでないタイプの誤記はなくならないので、本当に誤記をなくすつもりなら、以前書いたように対局者がチェックするのが最善です。