逆王手

10月11日の話の続き。意外と言及する人が多いので、キーワードを立ててみます。

やはりサンプル集めは重要。本文に出てくる記事はもっとたくさんあります。

察するに、スポーツ記者の人は「王手」は知っていても「逆王手」という言葉が将棋にあるとは知らないのでしょう。個人的には、この用法はもう定着してしまったかなと感じます。

逆王手
相手からの王手に対する応手によって王手をかけ返すことを言う。

という解説を文字通り解釈するなら、そのような使い方も必ずしも誤りとは言えないかなという気もします。

どちらが指すかをジャンケンで決める「ジャンケン将棋」があったとして*1、自玉への王手を無視して相手に王手をかける着手を「逆王手」と呼ぶかどうか。難しいところですね。