アマ竜王戦に将棋ソフトが参戦

今年6月に行われるアマチュア竜王戦全国大会にコンピュータ将棋ソフトが出場することが決まったそうです(ただし、優勝してもプロ棋戦には出場できません)。これは全国規模のアマチュア大会としては初めてです。優勝することはないでしょうけれども、1勝してもおかしくありません。抽選が注目されそうです。

対局形式は、人間の選手が将棋盤に向かってふだん通り駒を動かすと、その指し手を開発者がコンピューターに入力。ソフトが考え出し、ディスプレー上に現れた指し手を開発者が実際の将棋盤の駒を使って動かす。対局中、開発者がソフトの思考に手を加えないようコンピュータ将棋協会の審判員がチェックし、対局終了後、その読み筋に関するデータを可能な限り公開する。

なお、どのソフトが出場するかは、5月に行われる第15回世界コンピュータ将棋選手権で決まるとのことです。