武者野六段は19日に「記者会見の予定」

武者野勝巳六段の主張の続き。

駒音掲示板での「こばやし」氏の書き込みによると、武者野勝巳六段は19日に記者会見を行う予定だそうです。

Re: 盗作問題 こばやし - 2005/05/12(Thu) 09:55 No.5131

5月19日に訴状提出の上、記者会見が行われるそうです。 当然ながら、その後マスコミによって訴状の内容や某かの質疑応答の内容が明らかにされるのではないでしょうか。

武者野六段は米長永世棋聖による著作権侵害の件のページで「本日は先約があり出かけますので、明日以降に比較画面を増量します。」と書いていましたが、まだ「増量」は行われていません。まあ、「明日以降」はいつまでたっても「明日以降」ですから問題はないのですが。

一方、米長邦雄永世棋聖は、本日更新された米長邦雄ホームページで次のように述べています。

5月13日は米長専務、滝常務、北島理事が対応。瀬川さんの問題が中心です。いきなり「週刊誌で著作権を訴えられているが、棋士棋士の争いに理事会はどう対応しているのか」という質問が来ました。

「私は当事者です。週刊誌の記事にある商品については、両者の契約書の第一条に、著作権及び著作者人格権米長邦雄に帰属する。と書いてあります。
 訴訟を起こすくらい悪いと言いつつ週刊誌に売るというのは私も迷惑です。先方にも言い分や思惑があるのでしょうから、先のことはこれ以上お話出来ません」

時期的なある目的としても、全て私は許します。

著作権は譲渡可能な権利ですが、著作者人格権は人格権ですから譲渡不可能です。米長永世棋聖自身が創作したものでない限り、契約書に何と書いてあったとしても著作者人格権は米長永世棋聖のものにはなりません。

ソフトを米長永世棋聖本人が制作したと主張しているのか、米長永世棋聖著作権法を誤解しているのか、契約書が誤っているのか、どれかだと思います。

それから、一読したときは気付かなかったのですが、誰と交わした契約書なのか言及がないですね。そこも重要なポイントだと思います。