瀬川晶司氏のプロ編入試験の方式は、7月1日までに発表

本日放送された囲碁将棋ジャーナルで、山崎隆之六段が瀬川晶司氏のプロ編入試験について「タイトル保持者と対戦することはないとしても、六・七段あたりまでは全員可能性があるのではないか。私も覚悟しています。」というような内容の発言をしていました。山崎五段に勝つくらいならフリークラスどころではなくなりますが、それはともかく、どんな方式になるか注目されますね。

これについては、7月1日までに決定し発表する方針になったということです。

5月27日に開催された理事会で討議した結果、試験内容の詳細は、米長会長の経営諮問委員会、東京将棋記者会、棋士会員からそれぞれ意見をうかがい、7月1日までには発表する予定ということになりました。

瀬川晶司氏のプロ編入試験の具体的内容は、主に「経営諮問委員会」で決めることになるようです。この「経営諮問委員会」は外部の有識者によって構成される委員会とのことです。この名称からして、瀬川氏の件だけでなく様々な課題を検討することになるのでしょうね。

つまり、日本将棋連盟の運営に外部の人間を参加させる第一歩になるということなのかもしれません。これまでは問題が生じるたびに場当たり的に対処してきた印象がありましたが、こういうことがあったらこうして対応するという手続き的安定性が確立されれば、解決までの道のりがよりスムーズになるのではないかと期待します。

委員会の人選がキーポイントとなりますね。これについては、決まり次第お伝えしたいと思います。

なお、瀬川晶司氏プロ入り希望問題リンク集にはリンクなどを大量に追加しておきました。「ブログ」でないページなどは把握できないところも数多いので、見逃せない内容のページがありましたら教えて下さるとうれしく思います。