「米長邦雄ホームページ」更新

米長邦雄ホームページで、棋士総会のあと初めての更新がありました。会長として「とにかくガラス張りにします。」と言明しています。米長邦雄永世棋聖の良いところは、このように何を言ったら一般の受けがいいのかを心得ていることだと思います(たまにはずしますが)。それは普通じゃないかと言われそうですが、わかっていない人は意外に多いものです。ただ、言ったことをきちんと実行するかどうかは見守っていく必要がありますが。

棋士会は毎月一回開くことも決定。又、理事会の傍聴を望む棋士が居れば入室出来ます。ただ人数に制限がありますので、その辺りはスペースとの相談になります。

瀬川晶司氏のプロ編入試験については、次のように述べています。

これを総合して決定しますが、実は大きなことがあります。リスクとリターンです。NECグループの会社を辞めなければならないのか、辞める必要はないのか、私がそんな事まで配慮する必要はないのか。

門前払いはNEC社員ですからそれまでのこと。プロテスト合格なら棋士となってハッピー。問題はですね、サラリーマンも辞職して、プロ棋士にもなれないという可能性大な状況をどう考えるべきか。

試験方法は、それによって大きく変わる」ということですが、私にはどう変わるのかよくわかりません。すでに腹案はあるのでしょうけど、どういうアイディアを持っているのでしょうね。

しかし、現在の仕事を辞めなければ受けられない試験というのもあまりないように思います。受かったら辞めることを確約させるのなら話はわかるのですが、試験前に辞職するよう要求するとなると、何か仕事に差し支えるような形で試験を行う案があるということなのでしょうか。