竜王戦第2局

竜王戦第2局になって、新たなサーバで中継サイトが開設されました。上記2つ目のサイトが新サーバです。新サーバ上では第1局に続いてブログの更新が行われていますが、前局とは別の人が更新しているようで、今ひとつ熱意が感じられないですね。まだ1日目だからかもしれませんが。

1つだけ別の人が更新した記事があり、そこに付いている写真がとても重いです。こうして見ると、縮小・減色で画像の容量を削減することの重要性がよくわかります。

この竜王戦中継については、昨日更新の米長邦雄ホームページで次のように言及されています。

これからのプロ棋界はITへの進出が不可欠です。竜王戦のネット中継もおかげさまで大成功との報告。但し、アクセス出来ないという「うれしい誤算のクレーム」が多かったので、第二局からはサーバーを新たに契約しました。

一局終る毎に反省会を開いて善処。読売新聞社日本将棋連盟共催です。来年度は全く違う新しい展開とも考えています。考えるといっても担当者や外部の人の意見を採用するだけなんですけどね。

アクセスできなかったとしたら中継の役割を果たせなかったということですから、成功というのはどうかと思います。これまで中継してきた中である程度アクセス数の予測はできていたはずですが、それを上回ってしまったということなのでしょうか。

ブログ用として新しくなったサーバに付けられたドメインshogi-live.com。わかりやすいドメインですね(ハイフンはいらなかったかなとも思いますが)。また、それとは別に棋譜配信のためにIIJのサーバも利用しています。ブログと棋譜のサーバが別になったことで、アクセスに困る可能性が少なくなったと言えます。ただ、どうなるかは明日になってみないとわからないですね。

このようなサービスを開始するときに、どの程度のサーバを用意すべきかは悩みどころです。安いところを選ぶとアクセスが殺到したときに耐え切れませんし、高いところを選ぶとアクセスは快適でも予算が厳しくなります。ですから、ある程度のサーバでアクセス数が高まったときは小手先の技術を駆使してしのぐというのがよくある話かと思います。特に将棋の棋譜中継では、いつアクセスが殺到するかがあらかじめわかりますから、対策を立てるのは比較的容易と言えます。

どこにボトルネックが来るかにもよりますが、静的なファイルを置いているだけなので、やはり基本は1ページあたりの容量を小さくすることでしょう。画像は軽くするとか、余計なことを書かないとか、すぐできる工夫でも結構違ってきます。ほかにもいろいろあると思いますが、まあここであまり書いても仕方ないのでこの辺で。