名人戦・順位戦を毎日から朝日へ移籍 日本将棋連盟理事会方針

名人戦第1局の最中ですがこんなニュースが。先行きがどうなるか、情勢は不透明のようです。

ここまでが12日午後に東京で行われた棋士会前のニュース。棋士会後に朝日・毎日を含めて各紙から記事が出ました。13日追記:リンクを追加しました。14日:さらに追加しました。15日:さらにさらに追加しました。

この件については明日まとめたいと思います。13日追記:名人戦契約問題まとめなどいろいろをどうぞ。

本題から外れますが、棋戦契約金の額が明らかになったのは特筆すべきことですね。

出席者によると、朝日新聞の提示額は、名人戦が3億5500万円、臨時棋戦4000万円、普及協力金1億5000万円の5年契約。毎日新聞の現在の契約金は3億3400万円。

朝日新聞は、現在主催している朝日オープン選手権(契約金約1億3500万円)をやめる提案もしており、普及協力金などがなくなった場合、6年後には連盟の収入は約1億1000万円減る計算となる。

4月13日追記:「将棋ビジネス」考察ノート:情報量がどんどん貧困になっていく!⇒訂正あり!によれば、平成13年度までは各社ごとの契約金の額が事業報告書に記載されていたということですので、棋戦契約金の額は特別に秘密にされるべき数字ではないのかもしれません。

4月17日追記

中原誠永世十段が記者会見の場で各社の契約金額を明らかにしたということです。