アジア大会開幕 チェスは12月2日から

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11月22日にアジア大会でチェスに日本代表選手が出場とお伝えしましたが、12月2日よりチェスの競技が開幕となります。12月2日から4日が「Rapid」(持ち時間25分+1手指すごとに10秒追加)の男女別個人戦(1日3戦で計9戦)、12月6日から14日が「Classical」(持ち時間90分+1手指すごとに30秒追加)の団体戦(男2女1の3名、1日1戦で計9戦)となっています。

初採用の異色の競技で、日本選手団中最年長選手がいるということもあって、取り上げられる機会が増えているようです。上位進出は期待できないとしても、できるだけ上を目指してがんばってほしいと思います。

このチェス競技で、ドーピング検査が行われるというのが話題になっています。

来月ドーハで開幕する第15回アジア大会では、新たに正式競技となったチェスの代表選手にもドーピング(禁止薬物)検査が行われることになった。国際チェス連盟(FIDE)が28日に発表した。

ただFIDE幹部によると「一体どの薬物にチェス選手のプレー改善作用があるのかは見当がつかない」という。

今回の決定は、チェスを将来オリンピック競技に昇格させるための布石にしたいFIDEの思惑もあるとみられる。

2004年12月15日に世界頭脳スポーツ大会で紹介しましたが、チェスでは囲碁・ブリッジ・チェッカーとともにオリンピック競技を目指す動きがあります。しかし、五輪を目指すとなると大会形式を五輪に合わせたものにしなければならないらしく、ドーピング体制の整備もその一つに含まれるようです。といっても、禁止薬物が指定されないと、選手は何を控えればいいのかわからなくて困るでしょうね。