河口俊彦七段の記事

コメントで教えていただきました。半夏生さんありがとうございます。

将棋の名人もうかうかしていられないが、河口さんは「コンピューターが勝ったからといって、人間の能力が劣っているわけではないし、それで将棋がすたれていくこともないでしょう」と楽観視。それより「今現在、すたれつつあるのが問題」と心配する。

「碁も将棋も、楽しんでいるのはお年寄りがほとんど。これでは将来はない。碁や将棋を知っているだけで、人生がどれだけ豊かになるかというのを知ってほしい」

将棋作家としても名高い。現役時代から観戦記やエッセーなどを執筆し、棋士の対局の様子や生きざまを活写。02年に「大山康晴の晩節」で将棋ペンクラブ大賞を受賞した。「いつまで続けられるか分かりませんが、司馬遷が書いた史記のように、将棋界の列伝を書き残したい」と意欲は衰えない。

河口俊彦七段がそういった本を新たに書いたら読んでみたいと思います。誰を書くのか楽しみです。

囲碁はよく知りませんが、将棋を指す小学生が増えてきつつあるという話は聞きました。しかし、公開対局とか大盤解説会に来るのはたしかにお年寄りばかりだということは盛んに言われています。問題は将棋を知っていてもそこから先につながらないことが多いという現状なのではないかと思っています。