最悪詰検討プログラムが登場

ここのところ、フェアリー詰将棋で最悪詰が注目されています。4月1日に公開された「Worst1.exe」はまだ利用していないのですが、コンピュータを検討に使えるかどうかで創作のしやすさが全く違うのでこれから使ってみたいと思います。

で、最悪詰というのは聞いたことがない方がほとんどだと思いますので、リンク先からたくぼんの解図日記の「最悪詰入門」をご覧になってみて下さい。

先手側が後手側の駒も自由に動かして詰みを目指すのがばか詰だとすれば、最悪詰は先手が後手側の駒を自由に動かして、後手が先手側の駒を自由に動かすような詰将棋と説明すると……わかりやすくもないですね。これまでの作例はぽつぽつあったもののそれほど作られてはいませんでした。森茂追悼作品展の北村太路氏の作品に見られるように、これからはこの分野で新しい着想がいろいろ見られるようになると思います。