解答付き作品

イスラエルチェスプロブレム作家Shlomo Seiderの文章から。

そこで、Seiderは次のようにドラスティックな改革を提案する。現行の、出題+解答募集という形式を改めて、作者による完全な解答付きの掲載という形式ではどうかというのだ。要するに、「解答者」は文学作品の読者と同じように、まさしく「読者」になるわけで、それで芸術受容体験が損なわれるものではない、というのがSeiderの主張なのである

若島氏と同様に、私も全面的には肯定できませんが、そういう考え方があり得ることは知っておいてほしいと思います。