将棋世界7月号
発売日に購入してからようやくゆっくりと読めました。感想を簡潔に記してみます。
- 表紙
- 写真が全体に広がって何だかカラフルでいい感じ。と思って目を近づけると駒に画鋲が刺さっていてぎょっとさせられるという二段構えの趣向でした。盤はガラスなんでしょうか。珍しいですね。
- 名人戦第3局観戦記
- 佐藤康光棋聖。さすがの内容。近代将棋の観戦記と比べると対照的だなと感じます。
- 気になっていたこと
- 内藤国雄九段。逆転するのも実力ということなんでしょうか。
- 対局日誌
- 将棋順位戦データベースが紹介されています。「なるほど総てが一目でわかる。」
- 馬見夢メモランダム
- 見た目に反して内容は高度ですね。今気付いたのですが「フリーエッセイ」だそうです。
- 角落ちプロ×プロ対決
- 先崎八段もそうですが、木村七段もファンサービスに積極的ですね。対局で報われてほしいと思います。
- 盤上のトリビア
- この連載は大好評ですね。アイディアが豊富なのはもちろんですが、トップ棋士にためらわず質問できる「厚かましさ」も大切です。これからもどんどん厚かましさを発揮してほしいと思います。
- 古くて新しいもの
- 鈴木輝彦七段。順位戦の話はどうしても重くなりますね。降級点が現在5名に1名の割合なのを4名に1名にしてはどうかという提案。
- 渡辺明の終盤のセオリー
- 将棋世界のページで図面の訂正が出ています。
- 棋士たちの真情
- 谷川浩司二冠。もう少し本人の言葉を読みたかった。
- 昇段コース
- 四段・五段コース第4問。無理のある局面もここまで来ると好きです。