難解な定跡書

棋書ミニ投票@将棋 棋書ミシュラン!50回目のお題は「どっちが難解?」。どっちというのは、島朗八段の『角換わり腰掛け銀研究』と森内俊之八段(当時)の『矢倉3七銀分析(上)』です。

どちらかと言うと前者かなとは思いますが、どちらの本も著者の書きたいことがきちんと伝わってくる構成になっているので、私にとっては密度は濃くても難解という印象ではありません。むしろ東大将棋ブックスシリーズのように平板な作りの本の方が難しいという感覚があります。