奨励会の問題の続き

奨励会内部で問題発生?の中身が明らかになってきました。

そして昨日、奨励会と話し合ってきました。研修会から奨励会への仮入会の規定に矛盾な点があり、奨励会の幹事に直してもらうようにお願いしてきました。もうひとつは罰則についてです。現在の奨励会規定では幹事の権限で罰や退会を決めることができます。しかし、基準のようなものはありません。誰しも罰を決めるというのは嫌なものです。幹事の裁量という事になると、幹事の精神的な負担は計り知れません。将棋界全体が罰則に関しては甘いところがあり、特に子供のころに入ってきて、上を見て育つ奨励会員の中にはマナーの悪い子がいることも事実です。昔から将棋界には「棋士は良くても、奨励会は駄目」という暗黙の了解があります。自分も10代の頃は、同じことをやって怒られる不条理を感じていました。

68: 名前:小暮克洋 投稿日:2005/05/22(日) 20:01

行いの悪い奨励会員に(当然といえば当然すぎる)教育的指導を施したということのようです。ただ、それが奨励会幹事としては苦渋の選択だったために、あれこれ憶測を呼ぶ結果に。ちまたであれこれ言っているような話(EX鉄拳制裁)はまったくのデマです。

さわやか日記5月17日付と合わせて考えると、ある奨励会員が(明示的に禁止されていないものの)悪いことをして、奨励会幹事の中川大輔七段が罰則を与えた。それに関して一騒動あったということのようです。詳細は不明ですがこの件はこれで終わりになりそうです。