フェアリールール「PWC」

新しいフェアリー詰将棋のルール「PWC」で作品が試作されています。この手のルールがたいていそうであるように、これもチェスプロブレムから来たものです。

「取られた駒は取った駒があった位置に復元する。」

これがそのルール。ほとんど駒が駒台に乗ることがないので初めて見ると面食らうかもしれませんが、趣向的な手順を作りやすいルールのような気がしています。

チェスから来ているため、将棋に導入するとなると将棋特有のルールとどのように整合性をとるかが問題になってくることがあります。二歩とか行き所のない駒とかがその例ですね。掲示板で議論されたような内容で私も納得です。このようにしてルールを作っていくのもフェアリーの醍醐味です。