あさださんの「レーティング論」完結

以前紹介したあさださんの「レーティング論」の連載が2月16日付で完結しました。途中はコミや置き碁など将棋に直接適用できない話もありましたが、それも含めて面白い連載でした。24のレーティングシステムなどに関心のある方にとって読む価値がある文章です。

これ以上は、データがどういう分布をしているかを調べないとなんとも言えない。勝率曲線、ハンデ曲線などのモデルを使う場合には、もちろんデータの分布にあったモデルを使うのが望ましい。それには、データ自身の解析が不可欠である。理屈だけでは結論を出すことはできない。

ネット碁会所には対局データが蓄積されているはずである。公開されたら面白い解析がなされるかもしれない。

という認識が大切だなというのが最近私が強く感じたことです。まだうまく表現できないのですが、レーティングによってプレイヤーを一列に並べるのは本当は無理なのではないか。それをえいやっと強引にやってしまって、後から近似的に何とかなるようにしているのではないか。そんな気がしています。何か思いついたら書いてみたいと思います。