今泉氏と秋山氏が三段リーグ編入に挑戦
12月26日の今泉健司氏が三段リーグ編入に挑戦へと重なる部分も多いのですが、秋山太郎氏の受験も公表され、正式に記事が出たので改めて。
- 奨励会三段リーグ編入試験・2名の受験を受付(日本将棋連盟)
- 奨励会三段リーグ、アマ2人が編入試験へ(NIKKEI NET 将棋王国)
- 将棋の元奨励会員がプロ再挑戦 初の三段リーグ編入試験(朝日新聞)
- アマ竜王ら2人、プロ編入試験に挑戦へ(読売新聞)
- 将棋:秋山太郎さん 再びプロ入りに挑戦(毎日新聞)
将棋のプロ棋士養成機関・奨励会を「26歳まで」の年齢制限で退会したアマチュア2人が、プロに再チャレンジする。日本将棋連盟が5月に制度化した「奨励会三段リーグ編入試験」の初の受験者になる。連盟が28日に発表した。
受験資格は過去1年間に主要アマ6棋戦で優勝したことなど。挑戦者は兵庫県尼崎市在住の今泉健司さん(33)=アマ竜王、アマ王将=、東京都品川区在住の秋山太郎さん(39)=赤旗名人=の2人だ。
プロ編入の方はまだまだ該当者が出る見込みはありませんが、三段リーグ受験は新設された下位があったというものですね。現役の奨励会員にとっては新たな敵の登場となるわけですけれども。試験方法は次のようになります。
2007年2月からの奨励会例会日へ出席し、原則として奨励会二段との試験対局で8局対局中6勝で合格。2007年4月より始まる41期三段リーグへの編入が認められる。三段リーグは最長4期在籍可能。勝ち越し延長は認められない。また、在籍中に二段降段は退会。
奨励会受験にはプロ棋士の推薦が必要とされておりその推薦人が「師匠」ということになるわけですが、今回は今泉健司氏の師匠が桐谷広人七段、秋山太郎氏の師匠が瀬川晶司四段です。プロ編入試験でプロ入りした瀬川四段が、秋山氏の再挑戦を支援することになるというのはドラマチックですね。
以下、過去の記事などへのリンクです。