日本将棋連盟新会長に米長邦雄永世棋聖

本日行われた棋士総会で、2年に一度の理事選がありました。その結果、次の8名が新理事となったそうです。さらに、その8名での話し合いにより、米長邦雄永世棋聖が会長に選出されました。立候補者や選挙の方式などは明日、日本将棋連盟棋士総会で書いておきました。

前回は8名の理事での互選で会長が決まりましたが、今回は全員一致での会長選出だったようです。中原永世十段の得票数が伸びなかったことが背景にあるのかもしれません。

棋士総会で理事選挙の投票が行われ、14人の立候補者の中から8人の理事を選出。会長の有力候補とみられた2人のうち、米長永世棋聖の得票は103票で1位、中原永世十段は62票で4位だった。その後の理事会で、中原永世十段が「米長さんが会長にふさわしい」と発言し、他の理事も同意して、米長永世棋聖の会長就任が決まったという。

各候補者の得票数が気になります。情報が出たらここに追記します。なお、前回の理事選の得票数は理事選挙の得票数をご覧下さい。(28日追記:2005年理事選の得票数をご覧下さい。)

記事を見ていて、一つ気付いたことが。米長邦雄永世棋聖は会長就任にあたって「20年後の将棋界が盤石になるように頑張りたい」と述べています。実は、2年前に理事に就任したときには、22年後に向けてファンを増やすと日記に記していたんですね。2025年にいったい何があるのでしょうか?